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なぜパン屋にドライフラワー??

ちょっと連続でドライフラワーの記事が続いていますが、、、
なぜ、パン屋にドライフラワーなの?と聞かれることがたまにあります。

その答えは
「僕がやりたかったから」
です。

違う言葉に置き換えると
「彩りを与えたかったから」
です。

説明が益々、ややこしくなってる気もしますが、、、(笑)

わたしが捉えてい「彩り」には、たくさんの意味合いが含まれます。

その一つが「色彩としての彩り」文字通り色の鮮やかさです。パンは茶系の色が多いため、それにあわせて店内は茶系の色をベースにした色使いにしています。ですので、どうしても鮮やかな色が不足しがち。そこにお花の赤色や黄色や緑色が加わると一気に華やかな空間に変化しますよね。

色彩的なことだけでなくお花を飾ることによって「感情に彩り」を与えられることもあります。お花をみて不快になる人はおそらくいないと思います。ほぼ全ての人がお花を見ることで気持ちがほころび、笑顔になります。パンを買うという行為で終わるのではなく、そこへ感情面への彩りを与えることが出来る。これは、とても素敵なことだと思います。

そして、日常生活においてお花がある生活をしてる人は少ないと思います。ましてやこれだけの量のお花に囲まれて生活している人はあまりいないのではないでしょうか?日常、お花に意識を向けることなく慌ただしく生活をしている、そこへお花の美しを借りて非日常という彩りを与える、そんな観点もあります。

最後に、これは少し話が大きくなるのですが、上記のようなことを考えて日常を過ごす人が日本に一人でも多くなることで、個人のものごとに対する感性に磨きがかかり、その集合体であるコミュニティーが豊かになる。人生が豊かになることで、人生の彩りが増えると考えています。

「彩り」という言葉に集約して話しましたが、そんなこんなを含みながらも「僕がやりたかった」正確には「僕がやりたい」ことです。

お花のある空間ってとても素敵ですよね。

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